「わたしとレリアン」ランバンコレクション企画部 辻さん

魅力的な商品を作り、
お客様に付加価値を見出していただきたい。


ランバンコレクション企画チーム 係長
辻 直人

Naoto Tsuji

2008年ランバンコレクションを当時扱う会社へ入社し、生産管理の担当業務を担う。その後解散、合併となり、2017年レリアンへ入社。ランバンレクション企画室にて、引き続き生産管理の業務を担う。
趣味はスポーツ全般で体を動かすこと。特にバスケットボール・ゴルフが好きだという。

ランバンコレクション企画室にて生産管理を行っている辻さん。
その業務内容やランバンコレクションの拘りをお伺いします。

ランバン コレクションの拘りを追及していく・・・

私はランバン コレクションの商品を縫製する工場の選定と管理を主に担当しています。
ものづくりは、デザインを起こす段階から始まります。パターン作成や生地選定の後に、製品を生産する工場を選ぶプロセスが始まります。
この段階では、納期や品質、コストの管理が肝心です。ランバン コレクションの品質を保つために、商品の仕様や生産方法に関する提案を行っていきます。また、国内の工場を新規開拓し、お客様に新たなご提案ができるよう努めております。

最近の業務では、生地(表地)の開発を担当しました。ランバンブランドならではの産地や素材に対するこだわりを重視しながらの開発です。実際にデザイナーと現地工場を訪れ、何度も打ち合わせを行い、『サンプル反(サンプル用の生地)』から『バルク反(製品となる生地)』までの過程を経て、商品化までの流れを担当しました。
生地の開発から商品化という商品づくりの一連の流れに携わることはとても面白いですが、製品の欠点を把握し、問題点を改善していくという難しさもあります。

私たちは常に、ランバン コレクションならではの拘りを大切にし、生産過程において損なわれることがないよう注視しております。
素材としてグログラン、サテン、シフォン、チュール、タフタなど(主に天然系)を選び、パターンにはゆとりやふくらみ感を持たせることを重視しています。また、裂く、重ねる、軽さ、華奢さ、端の仕上げなどのディテールにも拘ります。これら全てがランバンコレクションの独自のデザインや世界観を表現しています。
ぜひこだわりの一枚をお楽しみください。

わたしのライフワークバランス

コロナ感染対策の一環として会社では【時差出勤制度】がスタートしました。
この制度のおかげで、働く時間を柔軟に調整できるようになり、早く出社すれば早く退社できるため、効果的に活用しています。

残業時間を減らし、家族との時間を大切にするよう心掛けています。
休日には家族で一緒に近所の公園へ訪れたり、新しい場所に足を運んだりしています。
同時に、趣味であるスポーツを友人と楽しんでいます。体を動かすことが好きで、とても充実した時間を過ごしています。
プライベートが充実することで、より仕事にも集中できるようになりました。大切な家族と過ごす時間や趣味の時間が、仕事の効率や満足度につながっていることを実感しています。

家族でお出かけ♪

お客様に付加価値を見出していただける商品づくりを。

『コロナ禍』や『ウクライナの戦争』による世界経済の急減速は、レリアンやランバンコレクションの商品開発に携わっていただいている縫製工場や生地メーカー、附属工場などの下請業者に大きなダメージを与えました。
残念ながら、長年一緒に歩んできた大切な取引先様の中には、廃業を余儀なくされた方もいます。
これまで築き上げてきた知識や技術は、お金では代えられない貴重な財産であり、その一部が一瞬にして失われてしまう状況に心を痛めます・・・。

しかし、既存のお取引先様や新たなお取引先様とともに、また1から再スタートする気持ちでランバンコレクションが追求する『拘り』に焦点を合わせ、『物づくり』を築き上げてまいります。
お客様に付加価値を見出していただけるようランバンのエッセンスを取り入れた魅力的な商品を開発し、100年企業へと発進して行きたいと思います。